合併や株式交換等、組織再編の形態は多岐に渡り、その目的も、事業規模の拡大や新規事業への参入、不採算事業の整理、事業の分社化など様々です。

当社は、会計・税務の処理方法の検討はもとより、根幹にある目的を達成するための最適なスキーム選択を支援し、組織再編を成功に導きます。

組織再編の形態や目的は様々でも、必ず共通するのは、現在よりも良い未来を目指して行われるということではないでしょうか。

そこには、スキームの選択、実施後の収益の予測、時に異なるビジネスや企業文化の統合、実施前には予期しなかったトラブルの発生(例えば簿外債務の存在)など、様々な難しさやリスクが存在することも事実です。したがって、検討が不十分であったり誤っていたりすると、実施前には「難しさ、リスクへの抵抗感」をぬぐい切れないことにより二の足を踏み、本来得られたはずの成長の機会を逸してしまう、あるいは実施後に「思ったような成果が得られなかった」といった後悔を生んでしまう可能性があります。

したがって、検討段階における戦略と準備が最重要であるとともに、組織再編の成功を左右すると言っても過言ではありません。

また、組織再編を行う際には、財務・税務デューデリジェンスや、事業価値・株式価値評価等を適切に行うことも大切です。客観的な第三者による合理的で説得力のある評価は、当事者が互いに納得感を持って組織再編行為を進めるために、きわめて重要なピースの一つです。